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院長のコラム

身体の痛みや痺れの症状

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頭痛(偏頭痛)

 頭痛の原因は、頭蓋骨と頚椎1番のズレが大きく関与しています。患者さんの背後から左右の骨の接点を触診しますと、左右が平行ではありません。どちらかが前屈、片方が後屈しています。大体、3~5ミリ位の小さなズレですが、頭や首の中の容積から考えると、大きなズレとなります。

 勿論の事、骨盤の歪みが腰椎から胸椎そして頚椎へと椎骨を連動させて、頭蓋骨と頚椎1番へのズレの原因となっているのです。

 ズレた接点は、脳内全体を圧迫し、特に強い刺激を受けた神経にダメージを与えます。

 首周囲の筋肉にも強烈な張りが出来ます。脳へ上がる、左右の頸動脈と椎骨動脈に圧力が係り、末梢の毛細血管の働きを鈍らせる。圧迫を受けている神経に血液の流れの悪さが加わるのですから非常事態となり、頭痛の原因となるのです。

 似た様な症状に、眼球の奥が痛む症状が有ります。デスクワークや眼の使い過ぎた方に症状が出やすいと思いますが、根本の原因は頭痛と同じに考えて良いと思います。

 人に依っては、お酒を飲むと頭痛がすると云う方もいます。アルコールに依り、圧力の強くなった血管が神経を刺激して痛みにつながると思います。

 痛みの表現を細分化すると、色々になると思いますが、治療を受けて首周りの圧迫が取れてしまうと、状態はガラリと変化します。早い人だと1回の治療で激変する方もいます。大体の人が2~3回の治療を受けていただきますと、痛みの消失となっています。

 頭の不調が取れますと、睡眠の質も向上して、脳神経細胞の働きが良くなり、身体全体に有益さが増して来ます。

 初めて治療に見える皆さんの首筋は、丸太ん棒の様にパンパンに張りつめています。様々な不快な症状が出るのも当然だと思います。ところが治療後の首筋は、猫の様なムニュムニュの首筋に変わってしまいます。激変です‼️

 だから頭痛が取れるのですよ。

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