メニュー

院長のコラム

身体の痛みや痺れの症状

一覧に戻る

若い人の膝痛

 成長期の若い人でも、たまに膝の痛みを訴える事が有ります。特に激しい運動等はしていない場合ですと、特定の原因が見つけられないので、『成長痛』との診断をされる事が大方の人達に当てはまると思います。

 成長期は過ぎている、二十代・三十代の人達にも、膝の痛みを訴える事は有ります。やはり、特に激しい運動等はしていない場合、成長期は過ぎているので、成長痛とは言えないし、老化現象とも言えません。医療機関の先生達も診断に困る事と思います。

 若い人達の筋肉は、中高年の人達と比べて、筋力・しなやかさが格段に違います。筋肉の鎧が関節をがっちり保護して、故障しにくいのですが、骨盤のバランスが悪くなってきますと、お尻や太ももの筋肉に強張りが生じ、徐々に膝関節への圧力が強まって来ます。

 この時点で、足全体の違和感や圧迫感を感じる筈です。流石の若い筋肉でも耐え切れ無くなった時に痛みを伴ってくるのです。

 特に激しいスポーツや、長時間での室内練習等をしている若者達では、腰や膝に負担を掛けている事が多い筈ですから、膝痛を起こす原因は必然的に高くなります。

 大事なのは、普段に感じない足の重さや違和感を感じたら、直ぐに治療をする事です。

 筋力の強い若い人達が治療を受けると、若さの特権で回復も早く、運動能力も上がりナイスプレイや学力向上にも役立ちます。

一覧に戻る