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院長のコラム

身体の痛みや痺れの症状

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股関節痛(脱臼)

 股関節は正に骨盤の左右の臼に、大腿骨の骨頭がはまり込んで、股関節を形成しています。簡単にはずれては困るので、関節回りを靭帯や関節包等の組織が取り巻いています。

 骨盤の歪みは、直接に股関節の歪みにつながるのですが、誰もが股関節の痛みを訴える訳では有りません。痛みを出す人の股関節には、普通よりも強い歪みの負荷が掛かっている為に痛みが出ると思います。

 痛みがあれば当然の事に、医療機関を受診します。レントゲンの結果、まだ特に骨には異常が無いとの診断がされた。取り敢えずは服薬治療で様子を見ましょう、との事に。

 誰にしても、仕事に生活にと身体を使い、歩かない訳にはいきません。この位の痛みの初期の頃に、骨盤・骨格を正せば、痛みの消失は早い筈です。ところが、バランスの悪いままで痛みをこらえ、無理して身体を使い経年させると、酷い炎症を起こしたり、亜脱臼や脱臼へと症状を進めてしまうのです。

 痛みや違和感を感じたら、早く骨盤・骨格を正すのです。お尻の筋肉・股関節周囲の硬い組織・大腿の後側の筋肉群が、パンパンに張りつめています。調子が良い訳ありません。

 治療を受けた身体は、本来の筋肉の柔らかさを取り戻し、毛細血管が癒しの仕事をどんどんと始めてくれます。初期の頃に治療をすれば、大して回数や時間も掛からない内に治る筈です。

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