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院長のコラム

自律神経の乱れによる症状

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冷え性・汗が出ない

 治療に来られる方達の自己評価の中で、冷え性に対する内容の変化を書き出します。

 ・例年の冬に比べて、洋服を着る枚数が少なくなった。

 ・ホッカイロが無用になった。

 ・お風呂の湯舟に入って、早く温まる様になった。

 ・就寝時の靴下や湯たんぽが無用になった。

 ・掛ける寝具の減少になった。

 治療に来られる殆どの方が、良好の変化を伝えて下さいますが、人によっては手足が温かくならない場合もあります。

 私の治療院で最高に冷え性だった方の話を書きます。その女性は50歳の時に乳癌で右の乳房を全部摘出。転移を防ぐ為に、右脇の下のリンパ節も摘出。術後に右腕がパンパンに腫み、何か少し作業をすると右腕の疼痛が酷い。真冬はホッカイロを20〜30個を使用。洋服は当たり前に、何枚をも着衣している。

 真夏の熱帯夜の晩でも、雨戸・サッシをきちんと閉めて、電気毛布で布団を温めて寝ると丁度良いとの事でした。

 60歳の時に治療に来て頂きましたが、10年間を腕の疼痛と極冷えに悩まされていたのです。初診が11月の中頃でした。背骨が見事に逆S字湾曲していましたが、幸いな事に背骨は錆び付いて無く、本来の可動性も問題無く、最初の治療で背骨が真っすぐになりました。3回目の治療が終わった頃だと思いますが、腕の腫みがかなり引いてくれたのです。腕の疼痛もかなり緩和し、御本人も超々びっくりして一言、
 「私、嬉しいのだけど信じられない。この10年間に、どれ程の場所へ治療に行ったか分からないのよ。」と。

 翌年の4月になった頃に、電気毛布がいらなくなったとの報告。7月の暑い日に、大汗を拭いながら治療室にお見えになりました。

 身体のバランスの悪さが、とても損な状態にしてしまいます。皆さんも自分の自然治癒能力を、最大限に使って下さい。

 治療を受けますと、以前に比べて良く汗が出る様になったと報告を頂きます。

 変な話、おならも良く出るとの報告も。

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