院長のコラム
自律神経の乱れによる症状
更年期障害
女性が閉経を迎えると、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを分泌する必要がなくなります。この二つのホルモンは、種族保存・子孫を残す上で、とても重要で力の有るホルモンとされています。体内で全てのホルモンが分泌されている間は、各ホルモンが均衡を保ち身体も穏やかな状態でいます。
処が、閉経を迎え二つの力有るホルモンが分泌されなくなると、他のホルモンの分泌が盛んになったり、減少したりと、体内の恒常性が不安定になります。
これが俗に言う更年期障害の原因となるのです。
そこに悪い要因をプラスするのが、骨盤・骨格の歪みによる、著しい筋肉の強張りが神経系統を圧迫する事です。
圧迫された自律神経は、脳からの各臓器・諸器官への伝達を鈍くします。又、各臓器・諸器官から脳への伝達も鈍くなります。
信号伝達が滑らかではなくなり、更年期障害の症状に追い打ちをかけ、得体の知れぬ不調・不快感に悩まされるのです。
しかし、骨盤・骨格のバランスが良い状態だと、全身の筋肉が穏やかに緩んだ状態であり、スーパーコンピューターの脳から各臓器・諸器官への連絡や、その返信の連絡も、又、各臓器・諸器官同志の体内の神経伝達が滑らかに速やかに行なわれ、体内の恒常性を維持してくれます。
私の治療院に見える女性のメンバーさん達から、更年期障害の症状を訴える方がいません。
みなさんもその時期が近づいている方は、早く骨盤・骨格を整えて下さい。
かったるい症状に喝👍‼